29 Mar 2020
「日焼け止め」はシワを防ぐためのアイテムとして積極的に用いていくべきものです。正しい使い方を学んでおくことで、さらにその効果を得やすくなります。
日焼け止めの正しい使い方をレクチャーしていきます。
なお、SPFはβ波(比較的波長が短いもの)、UVAはα波(波長が長いもの。シワの生成に関わる)を防ぐ強さを表す言葉です。
<まずは強さで選ぶ>
日焼け止めは、「強ければ強いほど良い」というものではありません。強い日焼け止めは、それだけ肌に負担をかけるからです。
SPF10~20/PA+・・・近所への買い物や、散歩のときに使う
SPF20~35/PA++・・・屋外でのスポーツなど(短時間)のときに使う
SPF35~50/PA+++・・・長時間に及ぶマリンスポーツなどのときに使う
SPF50~/PA++++・・・非常に太陽光が強い海外でのマリンスポーツや、紫外線に極めて弱い人などが使う
<日焼け止めのつけ方>
日焼け止めは、外出の15分ほど前につけるようにします。また、日焼け止めは、「一度つければそれで終わり」というものではありません。日焼け止めが特に重要視される夏場の場合、日焼け止めは汗で流れてしまうことがよくあります。2~3時間に一度は塗りなおすようにして、常に肌を守るようにしてください。
顔に使うべき日焼け止めと、体に使う日焼け止めは異なります。体用の日焼け止めを顔に使った場合、肌トラブルが起きやすくなるので避けてください。ただ現在は、「顔・体兼用」とされている日焼け止めもたくさん出ています。「メイクのほかに日焼け止めを塗るのは面倒くさい!」という人は、日焼け止めの成分が配合されている下地を使うとよいでしょう。