2 Jun 2020
コラーゲンと並んで語られるものとして、「ヒアルロン酸」があります。
これについても見ていきましょう。
<ヒアルロン酸はゼリーのようなもの>
水分を除いて計算した場合、真皮層の7割はコラーゲンでできています。そしてそのコラーゲンを繋ぐゴムのようなものとして、「エラスチン」があります。
ヒアルロン酸は、この2つと非常に関わりの深いものです。コラーゲンが張り巡らされエラスチンがそれを繋いでいる状態でも、「隙間」が生じます。
ヒアルロン酸は、この隙間に存在するゼリーのようなものなのです。このヒアルロン酸があるおかげで、真皮層は安定した状態を保つことができます。
<ヒアルロン酸を取り入れる意味とは>
ヒアルロン酸も、肌に塗るだけでは真皮層まではしみこんでいきません。これはどれほど優れた基礎化粧品であっても同じです。基礎化粧品が効果を及ぼせるのは、肌の一番外側にある角質層までだからです。
しかしヒアルロン酸もコラーゲン同様、高い保湿効果を持っています。肌にある水分をしっかり抱え込んで、水分を肌にとどめます。そのためヒアルロン酸を配合した基礎化粧品を使うことで、肌を乾燥から守ることができるのです。
潤った肌は紫外線のダメージを受けにくく、シワができにくい状態になります。またすでにできたシワも目立ちにくくなります。加えて肌荒れも起きにくくなりますから、ヒアルロン酸を使った基礎化粧品で肌を保護することには大きな意味があるといえるでしょう。